首に生々しい入れ墨が…!有名タトゥー店店長「違法薬物入り商品販売で客が幻覚、嘔吐」衝撃の送検画像

「合法な成分のみを取り扱っています」
店員はそう話し、違法薬物の成分が含まれる商品を売っていたという――。
警視庁薬物銃器対策課が12月16日に麻薬取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで逮捕したのは、東京都渋谷区のタトゥー店『GRAY TATTOO(以下、G)』店長・長谷川継之介容疑者(29)だ。同店は渋谷の中心部にあり、一日に100人ほどの客が訪れるという有名ショップ。長谷川容疑者は仲間と共謀して、大麻由来の成分を含む商品を大量に販売していたと思われる。
「逮捕容疑の事件は’24年5月に起きました。『G』は、直前の4月29日に30代女性Aさんに『ジョイント』と呼ばれる葉巻型の商品2本を5500円で販売。5月2日に、そのうちの1本を吸ったAさんが嘔吐するなど体調不良を訴え病院に緊急搬送されます。相談を受けた警察が『ジョイント』を調べると、中から違法薬物の成分が検出され事件が発覚したんです。
長谷川容疑者は『日本最大級の(合法成分)CBDショップ』をうたい、『G』を経営していました。しかし、実際には違法薬物成分が含まれていたんです。被害にあったのはAさんだけではありません。’24年5月以降、少なくとも11人が幻覚や嘔吐などの症状を訴え病院に搬送されています」(全国紙社会部記者)
警察は長谷川容疑者の認否を明らかにしていない。
本誌カメラマンは12月18日に行われた長谷川容疑者の送検の様子を撮影。報道陣に顔を見られないよう護送車の後部座席でうずくまっていたが、車の側面から写真を撮ると首に生々しい入れ墨が彫られた衝撃の姿が見られた。
「CBDには、疲労回復や質の良い睡眠がとれる効果があるといわれます。しかし安易に使用するのは危険です。『G』が違法薬物成分を意図的に混入させていたかは不明ですが、取り扱う業者によっては製造過程がズサンで不純物が混じる可能性が十分あるからです。
厚生労働省によると、’23年に大麻で検挙された人数は過去最多の6703人にのぼります。その7割が20代以下の若者だとか。警察は、店が『合法』と説明しても鵜呑みにせず使用に関しては十分配慮するよう注意喚起しています」(同前)
違法薬物によっては中毒となり、人体に重大な被害をおよぼすものもある。興味本位に服用するのは非常に危険だ。