4歳の長女の両手首と両足首を結束バンドで縛り、けがを負わせたとして、大阪府警布施署は2日、傷害容疑で、大阪府東大阪市高井田西の無職、千々松賢(22)と内縁の妻、後藤夢実(ゆめみ)(22)の両容疑者を逮捕したと発表した。「昼寝をしている間に自分たちのお菓子を食べられた。注意したが何回も繰り返したので怒って、やった」などといずれも容疑を認めているという。

 逮捕容疑は平成25年7月上旬~同月27日、自宅マンションで3~4回、プラスチック製の結束バンドで、当時4歳だった後藤容疑者の長女の手首と足首を縛り、全治約3週間の皮下出血を負わせたとしている。

 同署によると、同月27日、両容疑者が長女のけがを診てもらおうと病院に連れて行き、病院が虐待を受けた可能性があるとして同府東大阪子ども家庭センターに連絡。センターから通報を受けた同署が捜査していた。