横断歩道渡っていた88歳女性を乗用車ではねて死亡させ逃走か…51歳男を逮捕 東京・板橋区 容疑を否認

先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。

“30年に一度”記録的な少雨に農家悲鳴「経験がない」野菜の価格に影響、ダムも水不足「貯水率ゼロ」も【Nスタ解説】

記録的な雨不足で、野菜にも生育不良などの影響が広がっています。キャベツやレモン、茶畑など各地の農家を取材しました。
【写真を見る】図で解説 ダムに水が残っているのに「貯水率ゼロ」の理由
井上貴博キャスター:今年の冬は30年に一度の記録的な少雨で野菜にも影響が出ているようです。スーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長によると、まとまった雨が降らないことで野菜の価格にも影響が出ているということです。

【スーパーアキダイの価格】・キャベツ:平年比4割UP・ダイコン:平年比2~3割UP・葉物(ほうれん草など):平年比1~2割UP・カリフラワー:平年比4割UP
秋葉社長は「タケノコなど春野菜価格にも影響が出る」ということです。
気象庁によると、東京都心で1ミリ以上の降水を最後に観測したのは1月2日。以降34日間、まとまった雨は観測されていません。
さらに、1月6日~2月4日までの30日間降水量(平年比)を見ると、11の県庁所在地で降水量0ミリとなっています。今後の見通しはいかがですか?
河津真人気象予報士:2月の長期予報によると、「太平洋側で降水量が少ない」という予想になっているので、なかなかこの乾燥は解消されないと思います。
井上キャスター:少雨による水不足で、ダムの貯水率が低下しています。【神奈川・宮ヶ瀬ダム】・貯水率41%(2月4日時点)・ダム底の「集落の痕跡」出現【高知・大渡ダム】・貯水率0%(1月31日から)・39年間で初
井上キャスター貯水率0%にも関わらず、写真を確認すると水があるように見えます。ダム関係者によると、各ダムには「最低水位」というものが設定されているということです。ダム建設後、土砂が溜まっていくことから、底に溜まる土砂を想定して、「最低水位」を設定しているのです。ダムによっては最低水位の高さまで土砂が堆積していないため、その部分に水が貯まっているということです。
高知市・上下水道局によると、「もって1か月。今後も雨が降らなければ、減圧や最悪は断水の可能性も」と話しています。
井上キャスター:少雨によって飲み水にも影響が出ています。
茨城県水戸市では…
水戸市の住民「(水道水を)飲んでみたらちょっとガッカリ。蛇口からそのまま飲むと、やや土臭い感じです」
茨城県を流れる那珂川。記録的な少雨で、流量が通常の6割程度まで減ってしまっています。(1月平均)那珂川から水を引いている水戸市では、これまでに約60件「水道水の臭い」について問い合わせがあったということです。
水戸市の水道局によると、「臭いはしても、飲み水としては問題ない」ということです。
水戸市の住民「ポット型の浄水器です。(水の)味が気になるので、ろ過して美味しくなるなら良いかな」
井上キャスター:武蔵野大学橋本淳司客員教授によると、「雨が降らなくなると、ダムの水量が減少し、水がかく拌されなくなる。さらに川の水も少なくなり、流れが遅くなる。その結果、ダムも川も水が滞留し、植物プランクトンの一種が発生し、カビ臭などニオイの原因になってしまう」というのです。
各浄水場でニオイを取る処置はしているのですが、(作業が)追いついていないようです。
TBSスペシャルコメンテーター星浩さん:基本的に水道も農業も、雨が降るということを前提に設計されています。そのため、異常気象になると、色々なところでトラブルが起きてしまいます。ただ、国がある程度手当てできる部分もあるので、全体を見て調整する必要が出てくると思います。
出水麻衣キャスター:水は日常生活に欠かせないものです。どうにか工夫して少しでも、1日でも長く持つようにしないといけないなと思います。
井上キャスター:地球温暖化で、このような状況はより加速していくのでしょうか。
河津真人気象予報士:海面水温も高くなっていることで、日本海側では大雪になりやすいです。一方で、太平洋側では乾燥した空気のみが入ってきてしまうということを考えると、この先もこういった年が多くなる可能性もあります。
井上キャスター:武蔵野大学橋本淳司客員教授に節水術を聞いたところ、「パスタやうどんの茹で汁で食器を洗うといい」ということです。
パスタに含まれるデンプンやグルテンには、汚れを食器から引き離す洗剤のような働きがあるというのです。茹で汁は温かいほど汚れを取る作用があるそうです。その効果は、蛇口から1分間に出る12リットルの水道水を、約50%も節水できるということです。
==========〈プロフィール〉星浩さんTBSスペシャルコメンテーター1955年生まれ福島県出身政治記者歴30年