「姉さんが仕上げてやろうじゃないか」高市経済安保相 “辛い気持ち すっかり切り替え”

高市経済安全保障相は29日、入閣をめぐって自身のツイッターに「辛い気持ち」と投稿していたことについて、「今はすっかり気持ちを切り替えている」と現在の心境を語った。
高市氏は、内閣改造から4日後の14日夜、自身のツイッターで「組閣前夜に岸田総理から入閣要請のお電話を頂いた時には、小林鷹之大臣の留任をお願いした」、「翌日は入閣の変更が無かったことに戸惑い、今も辛い気持ちで一杯です」と投稿していた。
この投稿の意図について、29日の各社インタビューで改めて問われた高市氏は、「役職に不満があったとかそういうことは決してない」と述べた。
また、高市氏は、岸田首相とのやり取りの中で、前任の経済安保相の小林氏について「『続投という訳にはいかないか』と、かなり食い下がった」ものの、「長く話す間に、私が辞退を申し上げたとしても小林大臣は異動されるということが分かった」と説明した。
高市氏は、「今は気持ちをすっかり切り替えている」と強調した上で、小林氏が成立に向けて尽力した「経済安全保障推進法」による今後の体制構築について、「姉さんが仕上げてやろうじゃないか」と意気込みを強調した。