平愛梨の弟・都議が20代男性と不倫、DVも 「もてあそばれた」元カレ本人が告発する数々の問題行動

都民ファーストの会所属の東京都議会議員であり、サッカー元日本代表の長友佑都の妻でタレントの平愛梨の弟として知られる平慶翔氏(けいしょう)(35)。プライベートでは10年以上前に高校の同級生と結婚し、2人の子どもがいる慶翔氏だが、20代後半の男性と不倫関係に陥っていたことがわかった。さらに、恋人関係にあったこの男性によれば、DVを振るわれたこともあったというのだ。
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【不倫の証拠写真】「浣腸ね」慶翔氏が元交際相手の男性に送ったLINEを見る 兵庫県出身の慶翔氏は都内の高校、大学を卒業後、企業の営業職を経て、自民党の下村博文衆院議員の公設秘書を務めた。2017年、東京都議選の板橋選挙区から都民ファースト公認で出馬し、初当選。さらに4年後の都議選では小池知事の強い推薦もあり、千代田選挙区に国替え。自民党都連の“ドン”と言われた故・内田茂氏の娘婿、内田直之氏との激戦を制し、今に至る。平慶翔“実は東京都議で平愛梨の弟なんだ。誰にも俺たちの関係を言うなよ”「もう彼にはほとほと愛想が尽きました。僕との3年間は何だったのか……」 と憔悴しきった様子で語るのは、現在20代後半の山田聡さん(仮名)。まずはその政治家としての資質を疑わせる、人間性に関するエピソードを聞いてみよう。「慶翔とは20年の2月上旬、ゲイが使う出会い系アプリを通じて知り合いました。“焼き肉をごちそうするよ”と誘われ、釣られてしまったんです。その日は彼の自宅マンションに泊まり、すぐに関係が始まりました」 当時、慶翔氏は都内でも有数の繁華街に近いタワーマンションの高層階に暮らし、自身のことを「大河翔」と名乗っていたという。「しかも、付き合いたての頃は“法律関係の仕事をしている”と言っていたのですが、ある時郵便物を見て検索したら“この人なの!”と本名が分かってしまった。さらに検索すると奥さんも子どももいて、有名な人なんだと。ただ、それを指摘することはできず、ほどなく本人から“実は東京都議で平愛梨の弟なんだ。誰にも俺たちの関係を言うなよ”と打ち明けられました」二人の蜜月ぶりを示すLINE その年の10月には正式に先のタワマンで同棲生活が始まった。その頃の二人のLINEを確認すると、蜜月ぶりが伝わってくる。〈聡:やっとしょー君(注・慶翔氏)と同棲始まるんだね。いつもしょー君の期待に添えなくてごめんね。慶翔:俺はずっと気持ち変わらないし今もこれからも本気で聡を愛しているからね。二人で頑張ろう〉 また、別の日には、〈慶翔:聡と俺の間には愛だけでいいんだよね聡:愛してる慶翔:今日はケツ洗って帰ってこいよ聡:え、帰って来れるの!?浣腸買ってくる!〉「ハンガーが歪むほど体をたたかれた」 だが、ほどなくして慶翔氏の情緒不安定な言動に振り回されることになる。「付き合った当初から僕たちの関係にはいろんな波乱がありました。そもそも、慶翔はちょっとしたことでイライラしたり、脅してきたりする人で、週に1回はキレてきました。例えば、カップラーメンが早く出来上がりすぎて、“まだ家事してるだろ! 時間考えろよ、カップラーメンを店に返品しろ”と無茶苦茶言ってきたり。慶翔は束縛がすごくて。僕のLINEを見て、友だちを勝手にブロックすることもありました」 暴力を振るわれることもあった。「彼との関係を勤め先の上司に相談していたんです。ところが、それに気付いた慶翔が職場にまで来て探りを入れてくるようになり、ある日、お店の入口近くで彼が聞き耳を立てていたらしく、後日、自宅で“お前、他人に俺のこと話してるじゃねえか!”と大げんかになりました。“だったら出ていく!”と玄関に向かうと、押さえつけられ、首を絞められたり、金属製のハンガーが歪むほど体をたたかれました。さらに硬いティッシュケースの角で頭を殴られ、ダラダラと出血するほどのけがを負いました」 翌日、警察に相談するも、大事(おおごと)になることを恐れ、被害届を提出することはかなわなかった。また、妻に関して信じられない発言をしていたことも。「僕に“俺たちで結婚して子どもと暮らそう”と話していたこともありました。“俺の代わりに嫁を殺してきてくれ”“女はすぐに暴力を振るわれたとDVシェルターに駆け込む。子どもをダシに俺から金を取ろうとしているんだよ”と。信じがたい発言でした」 はずみで出た言葉なのかもしれないが、交際相手に妻を「殺してきてくれ」などと言ったとすれば、尋常ではない。 また、慶翔氏は一時期、長友が都内に借りている家賃月200万円の超高級タワーマンションで、山田氏と同棲していた。それとは別に慶翔氏は現在、都内に3軒の不動産を借りており、その家賃の合計は月100万円を優に超える。若くして謎のセレブ生活を謳歌しているのだ。「一時期親しい関係になったという事実はあります」 結局、昨夏以降、慶翔氏から「好きな人ができた」と告げられたことを機に関係が悪化し、破局に至ったという。 ただ、今回山田氏が証言しているのは、こうした恋愛関係にまつわるトラブルだけではない。慶翔氏の依頼で偽名での秘書活動をしたこと、さらに政治資金収支報告書の会計責任者としてその偽名が記載されていることなども明らかにしている。 公人たる議員としてあるまじき行為なのは言うまでもない。 事実関係について慶翔氏に聞くと、一度は妻と婚姻関係が続いているとしつつも、聡さんとの不倫は否定。その後、代理人弁護士を通じて寄せた書面の回答では、聡さんとの関係について「不倫とは考えておりません」として、〈山田聡氏(注・回答では本名)と出会い、一時期親しい関係になったという事実はあります〉〈山田氏が平氏の議員事務所で寝泊まりをしていた時期はありますが、生活を共にするという意味で同棲したという事実はありません〉〈妻(回答では本名)とはすでに離婚しております。ただし、子供を通じて良好な関係を築いています。家庭内暴力が原因で離婚したものではなく、山田氏に「殺してくれ」と述べた事実もありません〉 4月20日発売の「週刊新潮」では、慶翔氏が聡さんとの間に抱えていた金銭トラブルや、選挙でのうそ、妻と2度も極秘離婚していた経緯、長友夫妻との関係などについて詳報する。「週刊新潮」2023年4月27日号 掲載
兵庫県出身の慶翔氏は都内の高校、大学を卒業後、企業の営業職を経て、自民党の下村博文衆院議員の公設秘書を務めた。2017年、東京都議選の板橋選挙区から都民ファースト公認で出馬し、初当選。さらに4年後の都議選では小池知事の強い推薦もあり、千代田選挙区に国替え。自民党都連の“ドン”と言われた故・内田茂氏の娘婿、内田直之氏との激戦を制し、今に至る。
「もう彼にはほとほと愛想が尽きました。僕との3年間は何だったのか……」
と憔悴しきった様子で語るのは、現在20代後半の山田聡さん(仮名)。まずはその政治家としての資質を疑わせる、人間性に関するエピソードを聞いてみよう。
「慶翔とは20年の2月上旬、ゲイが使う出会い系アプリを通じて知り合いました。“焼き肉をごちそうするよ”と誘われ、釣られてしまったんです。その日は彼の自宅マンションに泊まり、すぐに関係が始まりました」
当時、慶翔氏は都内でも有数の繁華街に近いタワーマンションの高層階に暮らし、自身のことを「大河翔」と名乗っていたという。
「しかも、付き合いたての頃は“法律関係の仕事をしている”と言っていたのですが、ある時郵便物を見て検索したら“この人なの!”と本名が分かってしまった。さらに検索すると奥さんも子どももいて、有名な人なんだと。ただ、それを指摘することはできず、ほどなく本人から“実は東京都議で平愛梨の弟なんだ。誰にも俺たちの関係を言うなよ”と打ち明けられました」
その年の10月には正式に先のタワマンで同棲生活が始まった。その頃の二人のLINEを確認すると、蜜月ぶりが伝わってくる。
〈聡:やっとしょー君(注・慶翔氏)と同棲始まるんだね。いつもしょー君の期待に添えなくてごめんね。
慶翔:俺はずっと気持ち変わらないし今もこれからも本気で聡を愛しているからね。二人で頑張ろう〉
また、別の日には、
〈慶翔:聡と俺の間には愛だけでいいんだよね
聡:愛してる
慶翔:今日はケツ洗って帰ってこいよ
聡:え、帰って来れるの!?浣腸買ってくる!〉
だが、ほどなくして慶翔氏の情緒不安定な言動に振り回されることになる。
「付き合った当初から僕たちの関係にはいろんな波乱がありました。そもそも、慶翔はちょっとしたことでイライラしたり、脅してきたりする人で、週に1回はキレてきました。例えば、カップラーメンが早く出来上がりすぎて、“まだ家事してるだろ! 時間考えろよ、カップラーメンを店に返品しろ”と無茶苦茶言ってきたり。慶翔は束縛がすごくて。僕のLINEを見て、友だちを勝手にブロックすることもありました」
暴力を振るわれることもあった。
「彼との関係を勤め先の上司に相談していたんです。ところが、それに気付いた慶翔が職場にまで来て探りを入れてくるようになり、ある日、お店の入口近くで彼が聞き耳を立てていたらしく、後日、自宅で“お前、他人に俺のこと話してるじゃねえか!”と大げんかになりました。“だったら出ていく!”と玄関に向かうと、押さえつけられ、首を絞められたり、金属製のハンガーが歪むほど体をたたかれました。さらに硬いティッシュケースの角で頭を殴られ、ダラダラと出血するほどのけがを負いました」
翌日、警察に相談するも、大事(おおごと)になることを恐れ、被害届を提出することはかなわなかった。また、妻に関して信じられない発言をしていたことも。
「僕に“俺たちで結婚して子どもと暮らそう”と話していたこともありました。“俺の代わりに嫁を殺してきてくれ”“女はすぐに暴力を振るわれたとDVシェルターに駆け込む。子どもをダシに俺から金を取ろうとしているんだよ”と。信じがたい発言でした」
はずみで出た言葉なのかもしれないが、交際相手に妻を「殺してきてくれ」などと言ったとすれば、尋常ではない。
また、慶翔氏は一時期、長友が都内に借りている家賃月200万円の超高級タワーマンションで、山田氏と同棲していた。それとは別に慶翔氏は現在、都内に3軒の不動産を借りており、その家賃の合計は月100万円を優に超える。若くして謎のセレブ生活を謳歌しているのだ。
結局、昨夏以降、慶翔氏から「好きな人ができた」と告げられたことを機に関係が悪化し、破局に至ったという。
ただ、今回山田氏が証言しているのは、こうした恋愛関係にまつわるトラブルだけではない。慶翔氏の依頼で偽名での秘書活動をしたこと、さらに政治資金収支報告書の会計責任者としてその偽名が記載されていることなども明らかにしている。
公人たる議員としてあるまじき行為なのは言うまでもない。
事実関係について慶翔氏に聞くと、一度は妻と婚姻関係が続いているとしつつも、聡さんとの不倫は否定。その後、代理人弁護士を通じて寄せた書面の回答では、聡さんとの関係について「不倫とは考えておりません」として、
〈山田聡氏(注・回答では本名)と出会い、一時期親しい関係になったという事実はあります〉〈山田氏が平氏の議員事務所で寝泊まりをしていた時期はありますが、生活を共にするという意味で同棲したという事実はありません〉〈妻(回答では本名)とはすでに離婚しております。ただし、子供を通じて良好な関係を築いています。家庭内暴力が原因で離婚したものではなく、山田氏に「殺してくれ」と述べた事実もありません〉
4月20日発売の「週刊新潮」では、慶翔氏が聡さんとの間に抱えていた金銭トラブルや、選挙でのうそ、妻と2度も極秘離婚していた経緯、長友夫妻との関係などについて詳報する。
「週刊新潮」2023年4月27日号 掲載