21日夕方、北海道旭川市の住宅街で夫婦2人が刺され、夫の金沢孝雄さん(32)が死亡した事件。
住民:「『ぎゃーぎゃー』という声が聞こえて、外に行ったら、男性が倒れていた」「血まみれで倒れていた。家が近いので、怖い」
川口和人容疑者(56)は、近くに住む金沢さんの首を、折り畳みナイフで複数回刺した、殺人の疑いが持たれています。
住民:「(川口容疑者が)冬に除雪しているのを見たことがある。いつも雪を道路に捨てるので、あぁと思って見ていた」
22日、新たに事件当日、金沢さんと川口容疑者にトラブルがあったことが分かりました。
捜査関係者によりますと、事件当日、金沢さんの長女がおもちゃの鉄砲の弾、いわゆる「BB弾」を川口容疑者の自宅に向けて投げていました。
これを見とがめた川口容疑者が、子どもの胸ぐらをつかんだり、リュックを蹴ったりしたということです。
長女は自宅に帰り、金沢さん夫婦に経緯を報告。その後、金沢さん夫婦は川口容疑者の自宅へ行き、謝罪や話し合いをしていたところ、口論となり、刺されたとみられています。
川口容疑者は刺したことを認めていて、警察は詳しい事件の経緯を調べています。