上皇后・美智子さまは体の奥の静脈に血栓ができる「深部静脈血栓症」の診断を受けたため26日午前、宮内庁病院で検査を受けられています。
宮内庁によりますと、上皇后さまは6月からの健康診断の結果、先週、「深部静脈血栓症の末梢型」と診断されました。右足のふくらはぎの深部静脈の中に血栓が出来ているということです。
上皇后さまは26日午前、宮内庁病院に入り、血栓がどういう状態なのか検査を受けられています。検査結果によって今後の治療方針が決まるものと見られます。
上皇后さまは現在、薬を飲んでおらず水分を多めにとり普段通りの生活をおくられているということです。上皇ご夫妻の側近は「ご夫妻は、お年を召されたため健康面で注意をしてお過ごしいただかないといけない状況にある」と説明しています。