中国船が尖閣周辺で領海侵入 今年30日目、10月7日以来

沖縄県・尖閣諸島=2013年
12日午前8時10分ごろ、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船1隻が侵入した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは10月7日以来で、今年30日目。
政府は、首相官邸の危機管理センターに設置していた情報連絡室を官邸対策室に改組した。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は日本漁船1隻の動きに合わせて領海に侵入。海保が周囲に巡視船を配備し、領海から出るよう警告した。
領海外側の接続水域でも12日、別の中国船3隻の航行を確認した。1隻は機関砲のようなものを搭載。接続水域を含め、尖閣周辺で中国船が確認されるのは10日連続となった。