2026年4月から自動車同様に自転車の交通違反も反則金の支払いを求める「青切符」による取締りの開始が決定した。
【映像】街で見かけた“違反行為”(実際の映像)
街で話を聞いてみると、「罰金取られるのは知っていたが、金額は知らなかった」(買い物で週5日使用する50代女性)「(自転車に乗るとき)自分なりのルールで多分いっちゃっている。(青切符に)色々引っかかりそう」(子供の送迎などで毎日使用する30代女性)といった声があった。
そこでABEMA的ニュースショーでは、都内を走る自転車を対象に抜き打ち調査実施。すると、様々な“違反行為”が確認できた。まずは、スマホの“ながら運転”(反則金12000円)。そして、イヤホンを装着して走行する人の姿も(反則金5000円)。中には、車道を逆走する男性もいた(反則金6000円)。また、グループで並走する人々もいた(反則金3000円)。
そして、今回の調査で最も多く見かけた違反項目が「歩道の通行」だ。通行区分違反の反則金は6000円となる。
しかし、子を持つ親たちからは不安の声が上がっている。
「僕ら大人たちはなんとでもできるが、子供たちが自転車乗り始めた場合、歩道で走ってもらわないと恐怖」(子供の送迎などで毎日使用する30代男性)
「大きいトラックとかギリギリなので、怖いから歩道を走っちゃう時はある」(子供の送迎などで毎日使用する30代女性)
車道を走るのはかえって危険。それを避けるためにやむを得ず歩道へというのが実態のようだ。警察庁によると車道の幅が狭いなど、交通状況によりやむを得ない場合は歩道を通行できるとしている。それを判断するのは親ではなく、現場の警察官。実際の取締りがどうなるかは不透明だ。
(『ABEMA的ニュースショー』より)