郵便はがきで融資を持ちかけ、現金を騙し取っていたとして、
県内出身の男4人を含む振り込め詐欺グループ11人が17日までに逮捕されました。
被害は県内のほか、全国で数億円に上ると見られています。
逮捕されたのは主犯格の東京都江東区の自称会社役員久保智史容疑者34歳と、
宮古市生まれで神奈川県横浜市の山内大介容疑者29歳ら県内出身者4人を含む男11人です。
警察によりますと、久保容疑者らは去年2月から3月までの間、岐阜県や京都府などの
女性3人に、架空の金融会社名で融資を持ちかけるはがきを送りつけ、融資を申し込んだ
3人から手数料などの名目で現金あわせて530万円あまりを口座に振り込ませて騙し取った疑いです。
去年、岩手県内の被害者から被害届を受けた岩手県警は、茨城県警などと合同で捜査を
行っていたもので、県内の被害は、男女数人で百数十万円。全国では5億円に上ると見られています