スズキ本社で14人搬送 一酸化炭素“洗浄室の機械から”

静岡・浜松市のスズキ本社で14人が搬送された事故で、警察は、洗浄室にある機械から一酸化炭素が発生したとみて、消防とともに、現場の見分を行った。
23日午後、浜松市南区にあるスズキ本社の社員食堂の厨房(ちゅうぼう)で、調理スタッフ14人が頭痛やめまいなどを訴え、病院に搬送された。
これまでの調べで、14人は全員、食器などを洗う洗浄室で作業していて、一部の患者は、一酸化炭素中毒と診断されたことがわかっている。
警察は、洗浄室にある機械から、一酸化炭素が発生したとみて、24日朝から機械メーカーの立ち会いのもと、消防とともに現場の見分を行い、換気の状況なども含めて、事故の原因を調べている。