父親刺した殺人未遂容疑で無職の男逮捕 住民「よく口げんかしていた。残念な気持ち」 鹿児島市

7日夜、鹿児島市の住宅で、同居する父親を刃物のようなもので刺すなどし殺害しようとしたとして、54歳の無職の男が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、鹿児島市田上2丁目の無職・西牟田秀明容疑者(54)です。鹿児島西警察署によりますと、西牟田容疑者は7日午後11時ごろ自宅で、同居する父親・福重さん(77)の腹を刃物のようなもので刺すなどし、殺害しようとした疑いがもたれています。福重さんは病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
西牟田容疑者は福重さんと母親と3人暮らしで、母親の通報で発覚し、駆けつけた警察官が西牟田容疑者を現行犯逮捕しました。当時、西牟田容疑者は酒を飲んでいたということです。
(近くの住民)「(容疑者は)父親と昼間でもよく口げんかしていた。怖いのと残念な気持ち」
逮捕された時、西牟田容疑者は「父親を刺したのは間違いない」と話していたということですが、その後の取り調べで一転、「身に覚えがない」と供述し、容疑を否認しています。
(2023/07/08 17:50)