大阪・枚方市の中学校でいじめ 学校が半年以上放置か

大阪府枚方市立中学校の女子生徒が同じ部活動の生徒らからいじめを受け、市教育委員会が重大事態と認定して調査していることが15日わかった。
被害の申し出があった後、半年以上、学校としての対応を怠っていたという。
市教委によると、女子生徒は1年生だった一昨年の1学期から所属する運動部内で複数の同級生らから仲間外れにされた。昨年3月と5月に不登校となり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の診断を受け、6月に市外に転校した。
女子生徒の保護者は一昨年8月に学級担任に「いじめを受けている」と相談したが、担任と顧問だけで指導にあたり状況が変わらないため、昨年3月に学校として対応するよう申し入れ初めて校長が知ったという。
学校から報告を受けた市教委は昨年6月、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態に認定し現在も調査を続けている。市教委児童生徒支援課の齋藤博課長は「組織としての対応に課題があった。事実解明を進め、再発防止に努めたい」と話している。