家族で就寝中に住宅火災 中1の次男と連絡取れず 次女は2階から飛び降りけが

激しく燃え上がる住宅。火の粉交じりの炎と煙が、すさまじい勢いで建物をのみ込んでいる。
30日午前3時過ぎ、福岡市早良区で起きた住宅火災の出火直後の様子。
消防に火災を知らせたのは、「住宅の1階が燃えている」という、目撃者からの119番通報だった。
燃えたのは、木造2階建ての水谷哲郎さん(51)宅で、隣接する建物の雨どいなども焼けた。
現場には、消防車など16台が駆けつけ、火は、およそ2時間半後に消し止められた。
警察によると、この住宅では、水谷さん夫婦と3人の子どもが暮らしていたが、中学1年の13歳の次男と連絡が取れなくなっている。
また、高校1年の次女は、火から逃れるため、2階から飛び降り、足に軽傷を負った。
就寝中の家族を襲った住宅火災。
警察は、連絡が取れていない次男を捜すとともに、くわしい出火原因を調べている。