スクールバスで寝ていた小2児童に気付かず車庫へ 兵庫

兵庫県養父市のバス会社「全但バス」は23日、同県豊岡市で運行している小学校のスクールバスで、眠っていた2年の男子児童に運転手が気付かず、降ろし忘れたまま車庫に向かうミスがあったと発表した。
目を覚ました男児が降車ボタンを押したため、運転手が気付き、約35分後に降車予定のバス停まで引き返した。男児の体調に問題はないという。
同社によると、22日午後、下校する豊岡市立竹野小学校の児童らを乗せたバスの運転手が、バス停で児童らを降ろした際、全員が降車したと思い込み、最後列で寝ていた男児に気付かずに車庫に向かった。児童が全員降車した時点で車内を巡回して確認するよう決められていたが、運転手は運転席から車内を目視しただけだったという。同社の担当者は「深く反省し、再発防止に取り組む」とコメントした。