わいせつ動画40本!元TV局員の京大大学院生「性的暴行」の手口

女性の裸を撮影した動画約40本、写真100枚以上。
警察が押収した容疑者のパソコンからは、女性の名前がつけられたフォルダが次から次へと出てきた。中に入っていたのは、大量のわいせつ画像だ――。
11月1日に京都府警下鴨署に府迷惑行為等防止条例違反の疑いで再逮捕されたのは、京都大学大学院生の赤木優志容疑者(31)だ。赤木容疑者は、今年3月まで島根県の『山陰中央テレビ』に勤務していた元記者。今回で3度目の逮捕となった。
「1度目の逮捕は9月です。容疑は準強制性交の疑い。5月にマッチングアプリで知り合った30代の女性に酒を飲ませ、抵抗できない状態にし京都市左京区の自宅に連れ込んだとされます。午後10時から11時半ごろにかけ、女性を性的に暴行。2人は初対面だったそうです。
10月には、府迷惑行為防止条例違反の疑いで2度目の逮捕となりました。1度目と同様、20代の国家公務員と30代の会社員の女性とマッチングアプリで知り合います。2月から4月にかけ、彼女たちの自宅やホテルで裸をスマートフォンで撮影していたとか。その数は6回にわたりました」(全国紙社会部記者)
3度目の逮捕の被害者となった、20代の会社員女性と知り合ったのもマッチングアプリだ。赤木容疑者の自宅で、全裸姿の動画をスマホで撮影したとされる。警察の調べに対し、赤木容疑者は「黙秘します」と認否を留保しているという。
「赤木容疑者は広島大学法学部の出身で、16年4月から『山陰中央テレビ』に勤務していたそうです。鳥取支社などで勤め、仕事ぶりはマジメ。性感染症などの取材にたずさわっていたと聞いています」(同前)
警察が押収した赤木容疑者のパソコンには、13年ごろから撮影したわいせつ画像が大量に見つかっている。テレビ局に勤める以前から、犯行に及んでいた可能性があるのだ。その手口は卑劣きわまりない。
「犯行手口は主に2種類あります。1度目の逮捕の被害女性のように、酒を飲ませ泥酔状態にし性的暴行を加えるのが1つ。2つ目は、マッチングアプリで出会った女性に交際をにおわせるやり方です。赤木容疑者の巧みな言動に心を許した女性たちが、肉体関係を持ってしまった……。
しかし、赤木容疑者に本気で交際するつもりはなかったのでしょう。被害女性は、複数いるのですから。女性たちの多くは、撮影を拒否していたようです。赤木容疑者は性的欲望のために、女性の気持ちをもてあそんでいたんですよ」(同前)
警察は、女性の同意を得ず盗撮された動画もあるとみて捜査を進めている。