4歳男児、市営住宅10階から転落死か…玄関を誤って施錠?ごみ出しの母親は家に戻れず

13日午後11時25分頃、青森県八戸市の市営住宅敷地内で、10階に住む男児(4)が倒れているのを母親と警察官が見つけた。
男児は頭を強く打ち、病院で死亡が確認された。母親は「ごみ出しで外出中に子どもが玄関を施錠してしまい、自宅に入れなくなった」と話しており、県警は、母親の不在中に男児がベランダから転落したとみて調べている。
発表によると、母親は40歳代で男児と2人暮らし。男児の就寝中にごみを出すため外出し、戻ると玄関ドアが開かなかった。目を覚ました男児が誤って施錠したとみられる。母親は鍵や携帯電話を持っておらず、説明しても男児が解錠できないため、近くの交番に助けを求めたという。
ベランダの柵は高さ1メートル24で男児の身長(1メートル10)より高いが、近くに室内で使っていたパイプ椅子(高さ45センチ)が置いてあった。県警は、男児が椅子を持ち出して上り、身を乗り出して転落したとみている。