「男性がロボットに挟まれている」自動車部品などの工場で労災事故 従業員の男性が意識不明の重体=浜松市中央区

6月21日、浜松市の工場で従業員の男性が作業用の機械に挟まれる労災事故がありました。男性は病院へ運ばれ、意識不明の重体です。
消防によりますと、21日午前9時ごろ、浜松市中央区高丘東の工場から「男性がロボットに挟まれている」と119番通報がありました。
警察によりますと、挟まれたのは、ブラジル国籍の派遣社員の男性(53)で、救急車で市内の病院に運ばれ、治療を受けていますが、意識不明の重体です。
事故が起きたのは自動車の部品などを加工する工場内で、男性はオートメーションで稼働中の作業用の機械や加工中の製品の状況を点検・確認しようとして立ち入り、体が挟まれたということです。
警察は、事故が起きた詳しい原因を調べています。