布団での失禁に腹を立てたか…75歳妻の首掴んで壁に押し付け顔面殴打 妻はその後死亡 大阪市の79歳夫を逮捕

高齢の夫婦。暴力のきっかけは妻の排泄をめぐるいらだちだったとみられます。傷害の疑いで逮捕されたのは、大阪市鶴見区の無職・小島義孝容疑者(79)です。警察によりますと、小島容疑者は5月31日、自宅で75歳の妻の首を掴み、壁に押し付けて、顔面を殴るなどして怪我をさせた疑いが持たれています。小島容疑者は、暴行翌日の6月1日に、大阪市の医療相談窓口に「脱水症状です」などと相談の電話をして事態が発覚。駆け付けた救急隊が妻を病院に搬送しました。妻はその後、6月10日に容態が急変して死亡したということです。妻は歩行が困難で、支援が必要だったということですが、小島容疑者は妻が布団の上で失禁したことなどに腹を立てて、暴行を加えたということです。警察の調べに対し小島容疑者は、「手を出したことは間違いない」と容疑を認めているといい、警察は容疑を傷害致死に切り替えて、調べています。