JR九州によりますと、JR鹿児島線の門司港駅構内で、415系の4両2編成の車両の搭載品53点が盗まれました。
盗まれた主な搭載品は運転室座席、放送用マイク、客室内座席、行先字幕、車両番号銘板、車両製造会社銘板です。16日午後5時ごろ、翌週に実施予定のイベントで当該車両を使うため駅係員が車両を確認したところ違和感を覚え、車両担当社員に連絡しました。
17日午後2時ごろ、車両担当社員が現地で車両を点検し盗難被害を確認しました。現場は一般の人の立ち入りが禁止され、車両にはカギがかけられていたということです。カギなどが壊されていたかどうかについては明らかにされていません。すでに警察に届けていて、警察は窃盗事件として捜査を始めました。
415系車両は23日に車両見学会が予定されていました。廃車予定で、2022年9月から構内に止めてあったということです。
見学会は予定通り実施し、参加者には個別に連絡するとしています。