AKB48の元メンバーで、現在はプロ野球・東京ヤクルトスワローズ投手の高橋奎二選手との1人娘を育てている板野友美さん。
自身のSNSやYouTubeで、もうすぐ4歳になる娘さんや子育てについて発信し、すっかりママタレとして活躍しています。しかし、この娘さんの発信方法についてファンからは不安や心配の声が絶えません。
◆娘の顔出しに賛否両論の声
2021年10月に娘さんを出産した板野さん。娘さんのことは自身の愛称「ともちん」にちなんで「ベビちん」と呼び、赤ちゃんの頃から頻繁にInstagramに登場させてきました。
また、2022年に設立し、代表取締役となっているライフスタイルブランド「Rosy luce(ロージールーチェ)」には板野さん自身だけでなく娘さんもモデルとして登場しています。そこでは、娘さんが可愛らしいベビー服を着用していたり、板野さんとの母子お揃いスタイルを披露していたりしています。
しかし、娘さんの“顔出し”にはかねてから批判的な声も少なくなかったことが事実です。こうした状況もあってか、板野さんはInstagramで「2歳以降は今のところ娘の正面顔出しは通常投稿控えるようにしようかなぁ、と家族で話し合いました」と投稿。
現在ではInstagramやYouTubeでは娘さんの顔出しは横顔のみとしたり、正面の顔にはスタンプで隠したりすることも増えてきました。
◆衝撃の「指しゃぶり写真」公開で波紋広がる
一方で、先日板野さんの娘さんのとある写真がXで物議を醸しています。それは板野さんのブランド「Rosy luce」の公式サイトに掲載されているもので、ベッドに寝そべり、指しゃぶりをしている1歳から2歳くらいの時期と思われる娘さんをベッドの上から撮影した写真でした。顔にはボカシなども入れておらず、娘さんの顔がハッキリとわかる状態です。
この写真がXで拡散されると「こんなベッドに寝ながら指しゃぶりした変態ペドの餌食になりそうな写真を載せるなんて」「承認欲求は幼い娘ではなく自分で満たしてほしい」といったコメントが。いくら洋服の宣伝のためだとしても、自分の娘をこうした危うい写真のモデルとして起用することに疑問の声が噴出していました。
今やSNSで我が子の写真や動画を投稿する親は少なくありません。しかし最近では子どものプライバシーの観点や児童ポルノ防止の観点から、ある程度顔がわかるようになってからは顔出しをしなくなる人も増えてきました。子どもの顔が特定されたり、写真が悪用されるリスクが非常に高いからです。
最近では生成AI技術によって、実在する子どもの顔写真などを使ってわいせつな画像や動画に加工されたものもネットに出回ることが珍しくありません。
◆子どもの権利と親の責任のジレンマ
当然ながら、ネットリテラシーやSNSの使い方などを教わっていない幼い子どもは、自分の顔がわかる写真がSNSで全世界に発信されることがどういうことかを理解していないでしょう。未就学児くらいの年齢の子どもの写真をSNSやネットに発信する上で、子ども本人から許諾を得ているわけはなく、あくまで親の判断によるものです。
ある程度の年齢になってから子どもが親に「ネットにあげた写真を削除してほしい」と申し出たり、親が勝手に自分の写真を承認欲求のためにネットに流していたことに嫌悪感を覚えたりして、親子関係に何らかの影響が出ることも考えられます。
辻希美さんもお子さんをブログやInstagram、YouTubeで頻繁に登場させていますが、顔出しについては自分なりのルールを設けています。
三男の幸空くんについては3歳を過ぎた頃から顔出しをやめています。また、長女の希空さんについても芸能事務所に所属して芸能活動をしているものの、辻さんは自分のYouTubeに登場する希空さんについては未成年ということもあり、今でも顔を隠すという徹底ぶり。
子どもが自分の意思で出演しているものには本人に任せつつ、親のコンテンツでは顔を隠して「子どもは親の所有物ではない」という姿勢が垣間見えることも、辻さんが子育て層から根強い支持を得ている所以でしょう。