12Kg痩せた保健師「ダイエットは買い物から始まっている!」買うべきもの&冷蔵庫の“いらないもの”リスト大公開

「食べて痩せるダイエット専門家」の松田リエです。私自身が12キロ痩せた経験と、保健師の知識をもとに、著書『食べるほど人生が変わる ずぼらダイエット 瞬食マインドで自分嫌いを卒業』(小学館)やWeb、個別レッスンなどでダイエット法を発信しています。

<本記事は松田リエ著『食べるほど人生が変わる ずぼらダイエット 瞬食マインドで自分嫌いを卒業』から抜粋・構成しています>

◆スーパーで何をカゴに入れる? ダイエットは買い物から始まっている

私たちの体は、食べたものでできています。つまりは、買い物カゴに入れた食べ物や、冷蔵庫や食品庫に保存している食べ物は、未来のあなたやあなたの家族の体になります。

たとえばポテトチップスのビッグサイズが割り引きされていたとしましょう。

「小さい袋よりもお得。ダイエット中だけど、ご褒美として少しずつ食べれば大丈夫」そんな思考パターンになりがちな人は気をつけてくださいね。少しずつ食べたとしても、その大袋の中身は確実にあなたの体へと入ってくるのです。そもそも、家に大袋のポテトチップスが置いてなければ“一気に食べすぎないように気をつける”といった努力も不要で、ムダなストレスを抱え込まなくてすみます。

太るようなものは家に持ち込まない。そんなマインドで過ごしたいですね。それでは、わが家(松田家)が、ふだんスーパーでどんなものを買って、どんな風に食べているか実例を紹介しましょう。

◆買い物は週2回。冷蔵庫を空っぽにしてから出かける

わが家は、男の子ふたりと夫婦の4人家族。育ち盛りの男の子なので、2週間でだいたいお米5kgを食べきってしまうほど食欲旺盛です。子どもたちは、昼は学校で給食がありますが、それ以外の食事はすべて私が準備しています。

冷蔵庫がすっからかんになるタイミングで、買い物に行きます。だいたい週に2回のサイクルです。冷蔵庫は生鮮食品を入れておく場所で、長期で保存するところではないと思っているので、なるべく使い切ることを心がけています。空っぽだと、布巾でサッとふくだけで庫内を清潔に保てるのもいいところです。

スーパーではカートがいっぱいになる量の買い物をしますが、所要時間は10分間くらい、とても早いんです。なぜなら、生鮮食品しか買わないから。

ご存じですか? 生鮮食品って、店内のいちばん外側をぐるっと1周するように配置されているんです。大きなショッピングセンターでも、小さなスーパーでもたいてい同じで、内側の島になっている部分には加工食品が置かれています。私が買うのは生鮮食品だけ。外側1周するだけなら、驚くほどスピーディに買い物ができて、あっという間です。

◆3~4日分まとめて作りおき、サラダは大量に作って冷蔵庫にストック

共働きなので、わが家では買い物をした日か翌日に、まとめてお料理をします。だいたい1時間半くらいで10~12品作りますが、どうしても時間が取れないときや、仕事でカメラを回しながらお料理を作る場合は4品くらいのときもあります。

料理は決して得意ではないんです。でも料理する時間は、私にとってはヒーリングタイム。今、自分に起こっていることだけに集中する「マインドフルネス」という瞑想法がありますが、お料理はまさに目の前のことだけに集中できる時間ですよね。難しいことを何も考えなくてよくて、どんどん料理ができあがっていくから達成感もあります。

まず、絶対に欠かさず常備しているのが「サラダストック」です。レタス、トマト、ブロッコリースプラウト、ベビーリーフなどの葉物野菜を切ったりちぎったりして、大きなコンテナに入れて冷蔵庫へ。いつでも取り出して食べられるようにしています。朝も晩も食べます。最近よく売っている、水きり機能がついた二重構造の保存用コンテナは、野菜を長持ちさせるのでとても便利です。

そしてお料理は、重ねられるタイプの耐熱ガラスの容器に入れています。レンジで温められるし、収納しやすいので大量にもっています。

● 調味料(しょうゆ、みそ、オイル、塩、酢、片栗粉、カレー粉など)……ミネラル豊富なりんご酢はダイエット効果が高いのでよく使っている