都議選に18人擁立した国民民主、9議席を獲得…練馬区で初当選の山口花さん「都政に新しい風を」

東京都議選は22日、投開票が行われた。
都議会で初の議席を獲得した国民民主党の開票センター(千代田区)では、党関係者らがテレビでニュースを見つめた。礒崎哲史・都連会長は午後8時40分頃、NHKの報道番組で「各党とも等距離で、何よりも皆さんの生活を豊かにして、社会の問題を解決することを重視している。都政も同じ姿勢で臨む」と語った。
国民民主は初めて挑んだ2021年前回選に立候補した4人全員が落選。今回選では好調な党勢を背景に18人を擁立し、「都民の手取りを増やす」を公約に掲げた。18歳以下の都民への給付事業の増額や固定資産税の軽減などを訴え、計9議席を得た。
練馬区(定数7)で初当選を決めた国民民主の新人の山口花さん(28)は、玉木雄一郎代表の元秘書で「現役世代の声を代弁できた。都政に新しい風を吹き込みたい」と力を込めた。