去年6月、福岡市内の4つのコンビニエンスストアで、現金あわせて60万円を奪ったとして、
強盗などの罪に問われた28歳の男に対し福岡地裁は、懲役7年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、福岡市早良区干隈の無職・中橋寿夫被告(28)です。
判決によりますと中橋被告は去年6月、早良区や博多区の4つのコンビニに
カッターナイフを持って押し入り、現金あわせておよそ60万円を奪うなどしました。
きょうの判決公判で福岡地裁の松藤和博裁判官は、犯行動機について
「窃盗罪で科せられた罰金を納めるためや親族に渡すため」だったと指摘しました。
そのうえで、「安易かつ軽率な動機にくむべきものはなく、
態様は粗暴で悪質というほかない」などとして、
中橋被告に懲役7年の判決を言い渡しました。