みずほ信託銀行は21日、富山支店に勤務していた50歳代の女性社員が、顧客13人から預かった現金計約6000万円を着服していたと発表した。
被害を受けたのは全て70歳以上の高齢者で、同行は17日付で女性社員を懲戒解雇した。
発表によると、女性社員は顧客から通帳などを預かり、預金口座から現金を引き出して着服。生活費などに充てていたという。別の社員が被害に遭った顧客から相談を受け、不正が発覚した。
同行は富山県警に相談、詳細を調べている。顧客からの問い合わせ用の専用窓口(0120・324・334)も設置。平日午前9時~午後5時に対応する。