大阪府吹田市の高浜神社に飾られていた「見ざる、言わざる、聞かざる」のポーズをとる白い3体のウサギの置物(神社提供)
大阪府吹田市の高浜神社でウサギの置物4体が相次いで盗まれていたことが19日、神社への取材で分かった。吹田署が被害届を受理し、窃盗容疑で捜査している。神職は「盗んだウサギに御利益はない。元あった場所に戻して」と訴えている。
盗まれたのは出入り口近くに置いていた金色の1体と、手水舎の台に乗せていた白い3体。高さは15~20cmで、金色の1体を大みそか、「見ざる、言わざる、聞かざる」のポーズを取る白い3体を元日に置いた。
1月11日午前11時ごろ、白い3体のうち1体と金色の1体がなくなっていた。翌日朝には別の1体、13日朝には4体全てがなくなっていたという。