アドベンチャーワールドが当面休園 パンダ施設含む全エリアで

飼育する家きん類の高病原性鳥インフルエンザへの感染が確認された和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は12日、当面の間、休園すると発表した。ジャイアントパンダの飼育施設を含む全エリアが対象。殺処分や防疫措置のため、11日から臨時休園していた。
アドベンチャーワールドで鳥インフル 殺処分 園は休園について「関係行政機関と協議の上、家畜伝染病予防法に基づいた家きんを対象とした防疫措置完了後も、他の鳥類の経過観察が必要と判断した」と説明している。

県は11日、アヒルやガチョウなどの家きん類計57羽の殺処分を開始。12日午前までに消毒作業のほか、殺処分した鳥や排せつ物の焼却など防疫措置を完了した。県や園によると現在、フラミンゴやペンギンなど他の鳥類に衰弱などの異常は確認されていないという。 今後も園は、家きん類のいたエリアの消毒作業や園内の移動制限など、安全確認のため、全エリアを対象とした防疫対策を継続するとしている。 園での鳥インフルエンザの確認は初めて。国内の動物園では、2016年に名古屋市の東山動植物園で確認された例などがある。東山は約1カ月間休園した。【竹内之浩、山口智】
園は休園について「関係行政機関と協議の上、家畜伝染病予防法に基づいた家きんを対象とした防疫措置完了後も、他の鳥類の経過観察が必要と判断した」と説明している。
県は11日、アヒルやガチョウなどの家きん類計57羽の殺処分を開始。12日午前までに消毒作業のほか、殺処分した鳥や排せつ物の焼却など防疫措置を完了した。県や園によると現在、フラミンゴやペンギンなど他の鳥類に衰弱などの異常は確認されていないという。
今後も園は、家きん類のいたエリアの消毒作業や園内の移動制限など、安全確認のため、全エリアを対象とした防疫対策を継続するとしている。
園での鳥インフルエンザの確認は初めて。国内の動物園では、2016年に名古屋市の東山動植物園で確認された例などがある。東山は約1カ月間休園した。【竹内之浩、山口智】