1億円でも購入!? “ニシキゴイ”に海外バイヤーが熱視線! 入国制限緩和や円安影響【新潟発】

「泳ぐ宝石」とも言われるニシキゴイの品評会が新潟県小千谷市で開かれた。入国制限緩和に加えて、急速に進む円安により海外バイヤーの注目度も高まっている。
11月4日・5日、小千谷市で開かれた「新潟県錦鯉品評会」。今回の品評会には県内の養鯉業者63社から541匹のニシキゴイが出品され、色や形の良さなど、その品質を競う。
養鯉業者が自慢のニシキゴイをいけすに放すと、品定めに来たのは海外バイヤー。
新潟県錦鯉品評会 間野等 副実行委員長:海外バイヤーが今年は非常に多い。これから、さらに売り上げが上がるよう期待している
10月の入国制限緩和に加え、急速に進む円安により、市場には海外の買い手が増えてきている。
(Q.円安で価格は?)ハワイから来た愛好家:買いやすいのではないか。期待している
アメリカのバイヤー:むかし買えなかったものが、いま買えるようになった。米ドルを使ってニシキゴイを購入する人にとっては選択肢が増えている
また、購買意欲も高い海外バイヤーに期待する背景には、こんな理由も。
養鯉業者:コストが1.5~2倍に跳ね上がった。海外に期待している
餌代や電気代などの高騰で海外マネーへの期待が膨らむ中、中国からのバイヤーはお目当てのニシキゴイを前に…
中国のバイヤー:いいね。1億円するのでは?コイに見合った値段でいいなと思ったら、それでいい
1億円でも価格が折り合えば仕入れたい考えだ。
一方で、ニシキゴイの輸送費も高騰しているため、海外バイヤーは質の良いニシキゴイを厳選して買い付ける傾向があるという。
(NST新潟総合テレビ)