兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した元県民局長の私的情報が漏えいした問題で、県の第三者委員会が元総務部長による漏えいを認定しました。また、第三者委は、調査報告書の中で、「知事らの指示のもとに行われた可能性が高い」などと指摘しました。斎藤知事が第三者委の結果を受けて、「漏えいに関する指示はしていない」と関与を否定しました。 (斎藤知事)「総務部長の要職にあった県職員が懲戒処分を受けて、県民の信頼を損なうものであります。組織の長として誠に申し訳なく思っています。県民のみなさまに深くお詫び申しあげます」
また、第三者委から指摘された自身の漏えいの指示については否定しました。 (斎藤知事)「私が漏洩に対しての指示をしたという指摘もあるが、私としては漏洩に関する指示はしてないという認識に変わりはありません」 さらに、斎藤知事は自身への処分についても検討していることも明かしました。 (斎藤知事)「今回情報漏洩ということが起きたことについて組織の長として、責任を感じております。具体的にはこれから検討になりますけれども、給与のカットも含めて検討したい」 そのうえで、斎藤知事は知事を続投する意向を示しました。 (斎藤知事)「県政を前に進めることが大事な役割。漏洩が発生したことはしっかり管理すべきと、組織としてやるべきことができなかったので、自らの責任も受け止めて、信頼回復につとめたい」 兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した元県民局長の公用パソコンにあった私的情報が漏えいした問題。 経緯を調査してきた県の第三者委員会は、元総務部長で知事の側近とされた井ノ本知明氏が、合わせて3人の県議に対して、去年4月に相次いで元県民局長の私的情報を印刷した資料を見せるなどして漏えいしたと認定しました。 元総務部長は当初、第三者委員会に対して漏えいを否定していましたが、今年2月になって弁明書を提出、県議3人と面会し口頭で私的情報を漏らしたと認めたということです。また、漏えいは斎藤知事と片山元副知事の指示に基づき行ったと説明したということです。 第三者委員会は報告書の中で、「知事及び元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」などとも指摘しました。