東京では6年ぶりにインフルエンザの患者数が警報レベルに達しました。感染が拡大するなか、飲食店やホテルでは稼ぎ時の急なキャンセルの増加に頭を抱えています。
炭火で焼かれるやきとんが名物の居酒屋。26日の夜も忘年会を楽しむ人たちでにぎわっていましたが…。
新橋にあるお店では、忘年会シーズンのなか、インフルエンザによる予約のキャンセルが相次いでいます。
予約をメモしたカレンダーを見せてもらうと、24日のクリスマスイブには、すべての予約がキャンセルになりました。
さらに、当日シフトに入っていたスタッフもインフルエンザに感染、臨時休業に追い込まれました。
東京都のインフルエンザの患者報告数は前の週から倍増。今月22日までの1週間で、1医療機関あたりのインフルエンザの患者数は40人に達し、6年ぶりに警報レベルを上回りました。
移動が増える年末年始は、さらに感染者が増えると指摘します。
年末年始直前にも関わらず、旅行サイトではまだ予約できる宿が多くあります。
冬場はスキー場に訪れる人でにぎわう群馬県片品村のペンションです。
1泊2食付きで大人1人1万4000円。人気の夕食はステーキがメインのコース料理です。地元でとれるこだわりの野菜をふんだんに使っています。
これまでは1日1件ほどのキャンセルでしたが、来週30日は7部屋のうち5部屋がキャンセルになる異例の事態です。
(「グッド!モーニング」2024年12月27日放送分より)