札幌市広報部の職員がギャルのマインドを学ぶ研修「ギャル式ブレスト(ブレーンストーミング)」に参加した。ギャルとの意見交換を通じ、柔軟で新たな発想を養うのが狙い。職員12人はギャルに命名されたあだ名で呼び合い、上司と部下でも敬語はなし。どんな意見にも「イェーイ」「ヤバーい」などと盛り上がりながら意見を出し合った。
「ビリギャル」モデルの女性、米名門大学院に合格、その勉強法 研修は「CGOドットコム」(東京都)が主催。同社が2020年から始めた事業で、30社以上の企業で実施しているが、自治体での実施は札幌市が初めてという。
同社代表のバブリー(本名・竹野理香子)さんはギャルマインドについて、ポジティブ思考▽自分軸▽直感性――を兼ね備えた考え方だと説明。ファッションが先行していた平成のギャルとは異なり、いまはこうしたマインドを持つギャルが「若者のオピニオンリーダーになっている」と指摘した。 研修は2日間にわたって実施され、大阪府や大分県から駆けつけた現役ギャル4人が加わった。初日の16日は2グループに分かれて、大倉山ジャンプ競技場と札幌市時計台、さっぽろテレビ塔を巡り、魅力的だと感じる「アゲポイント」で思い思いに撮影した。 参加した市広報課の鈴木沙季さん(29)は「仕事中はタイミングを逃して意見が言えないこともあるが、ギャルの皆さんはレスポンスが早くて、自由に自分の意見を言ってもいいんだと思えた」と話した。【高橋由衣】
研修は「CGOドットコム」(東京都)が主催。同社が2020年から始めた事業で、30社以上の企業で実施しているが、自治体での実施は札幌市が初めてという。
同社代表のバブリー(本名・竹野理香子)さんはギャルマインドについて、ポジティブ思考▽自分軸▽直感性――を兼ね備えた考え方だと説明。ファッションが先行していた平成のギャルとは異なり、いまはこうしたマインドを持つギャルが「若者のオピニオンリーダーになっている」と指摘した。
研修は2日間にわたって実施され、大阪府や大分県から駆けつけた現役ギャル4人が加わった。初日の16日は2グループに分かれて、大倉山ジャンプ競技場と札幌市時計台、さっぽろテレビ塔を巡り、魅力的だと感じる「アゲポイント」で思い思いに撮影した。
参加した市広報課の鈴木沙季さん(29)は「仕事中はタイミングを逃して意見が言えないこともあるが、ギャルの皆さんはレスポンスが早くて、自由に自分の意見を言ってもいいんだと思えた」と話した。【高橋由衣】