長く東京都議会で強い影響力を誇り、「都議会のドン」と称された自民党の内田茂元都議(83)が21日午前7時ごろ、老衰のため都内の病院で亡くなったことが、関係者の話で分かった。
昨年8月から入院していたという。
内田氏は千代田区議を4期務めた後、平成元年の都議選に初当選。都議会議長などを経て、17年には国会議員が慣例で務めていた都連幹事長に都議として初めて就任。21年の都議選で落選したものの、25年の都議選で復活。石原慎太郎都政時代は、国とのパイプ役を担うなど、その手腕が都庁内でも高く評価されていた。
ただ、28年7月の都知事選では、都連幹事長として候補者選定に関わった擁立候補が小池百合子知事に敗北し、都連幹事長を引責辞任。翌年の29年、都議選に出馬せず、引退することを表明した。