物価や光熱費の高騰、それでも賃金は上がらない現状などによって、以前より生活が苦しく感じる人も多いのではないでしょうか。
All About編集部では、3月2~4日にかけて「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートを実施しました。今回は、その調査結果を基にリアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と比較するなど、参考にしてみてください。
女性30歳、世帯年収900万円の4人家族「収入が下がり毎月赤字」今回は、大阪府池田市に住む、30歳女性世帯の生活実態です。
子どもが2人いる4人家族世帯で、夫の年収700万円、妻の年収200万円で、世帯年収は900万円。現在の生活について、「比較的満足してますが、コロナ禍になってから収入が下がったので毎月赤字です。上がってしまった生活水準を下げるのはいやなのでいかに収入をあげるかを考えているところです」と話していました。
家賃や食費、光熱費など、主な1カ月の収支内訳は以下です。
■大阪府池田市、30歳女性世帯の収入状況と1カ月の主な出費内訳年収:夫700万円、妻200万円住宅ローン:12万円間取り:4LDK(一軒家)食費:4万円交際費:2万円電気代:1万円ガス代:8000円水道代(2カ月での請求額):7000円車:ローン1万5000円、ガソリン代6000円その他:外食費5万円、酒代2万円、太陽光ローン2万円
今後について、「老後は特に豊かに過ごしたいと思っています。子どもたちに迷惑を掛けないよう、健康にしっかり働いて資産運用をして備えたいと思っています」とコメント。さらに「節約は好きじゃないので節約しなくても生活できるように頑張っていくのみです」と話していました。