東証プライム上場のコンサルティング会社、「アイ・アールジャパン」社の元副社長によるインサイダー取引事件で、東京地検特捜部はきょう、元副社長を起訴しました。
金融商品取引法違反の「取引推奨行為」で特捜部に起訴されたのは、「アイ・アールジャパン」の元副社長、栗尾拓滋被告（56）です。
栗尾被告はおととし、会社の売り上げが予想より低くなることを公表前に知り、知人2人に株を売るよう勧めた疑いがあるとして、先月、特捜部に逮捕されていました。
特捜部などは栗尾容疑者の認否を明らかにしていませんが、関係者によりますと、聴取に対し容疑を認めているということです。