「まるでクマ」200キロのイノシシ捕獲…「こんなに大きなのは初めて」

鳥取県江府町で体重200キロ超とみられる雄のイノシシが捕獲された。
通常のイノシシは60~70キロで、町産業建設課は「町内で捕獲されたイノシシでは過去最大ではないか」としている。
江府町の食肉加工施設「奥大山地美恵(じびえ)」によると、9日午後5時頃、大河原の山林で、脚にワイヤを巻きつけて捕獲する「くくりわな」にかかっているのを同施設の関係者が確認し、猟師が仕留めた。
体長1・82メートル、胴回り1・41メートルで、200~300人分の肉がとれるという。10日に処理し、冷蔵庫で熟成させた後、鍋用やミンチにして出荷する。同施設の宇田川保副会長(73)は「遠くからだとクマに見えた。100キロ超でも年に1、2頭で、こんなに大きなのは初めて」と驚いていた。