3歳男児に熱湯かけ殺害か 判決へ 元交際相手「殺意の有無」争点

大阪府摂津市でおととし、3歳の男の子に熱湯をかけ殺害した罪に問われている男に、14日午後、判決が言い渡されます。争点は「殺意の有無」です。
起訴状などによりますと、松原拓海被告(25)はおととし8月、大阪府摂津市の住宅で当時の交際相手の長男・新村桜利斗ちゃん(当時3)に熱湯をかけ、殺害した罪などに問われています。
裁判で、松原被告は「トイレトレーニングで失敗した桜利斗ちゃんを懲らしめるため、浴室に閉じ込めた」として、殺意はなかったと主張。
弁護側は傷害致死罪の適用を求めています。
一方、検察は「泣き叫んだであろう被害者に、熱湯を浴びせ続けた」として、松原被告に殺意があったと指摘し、懲役18年を求刑しています。