6歳の小学生DJ RINOKAちゃんが、ギネス世界記録に最年少クラブDJ(女性)として認定されたと自身のSNSで発表しました。
SNSでも話題になっている小学生DJのRINOKAちゃんは、5月末にSTUDIO EASE MEGUROで開催された「Vintage&Creators Market」にて、初めてライブに出演しました。ノリノリでDJをする様子はSNS上で「かわい過ぎる」「天才!」「センスの塊」「負けた」と話題に。
インスタグラムの投稿には多いものでは159万8千いいね!がつき、海外からも「Amazing!(アメージング)」など反響が大きく、DJスネイク、ライク・マイク、クングス、キム・リーなど海外アーティストもコメントしています。
RINOKAちゃんはどのような経緯で、DJに目覚めたのでしょうか?お父様にお話をうかがいました。
◆2歳で寝ながらテクノのリズムを取っていた
小学1年生、6歳にしてキレッキレのDJっぷりを披露するRINOKAちゃん。ご両親のどちらかが、DJなどされていたのでしょうか?
「RINOKAの父である私は音楽好きなのですが、DJは学生時代にほんの数か月やってみて、一度だけクラブでプレイした経験があるだけです。それ以来やったことはありませんでした」
ご家庭では、RINOKAちゃんが小さな頃から、いろんなジャンルの音楽を流していたんだとか。1~2歳の頃から、好きな音楽に合わせてリズムを取ったり踊ったりという反応があったと言います。
「2歳の頃、車で移動中にぬいぐるみを抱きながら昼寝していた時に、テクノのリズムに合わせて寝ながらリズムを取っていたことが印象的です」
◆DJのやり方は本人の独学から!
RINOKAちゃんはどのようにして、DJのやり方を学んでいるのか気になるところ…。ご両親が教えているのでしょうか?
「基本的な操作は教えましたが、特に詳しい訳でもないので、ほぼ本人の独学になります。なので、SNSで話題にして頂いた屋外イベントでDJプレイするまでは、人から直接教わったことはありませんでした」
YouTubeでいろんなDJやアーティストのライブ映像を流していることが多かったため、ライブ本番で見せた観客への煽りなどは、見よう見まねで覚えた様子とのこと。
「イベント出演後は、SNSの反響もあって、本人も以前に増して向上心が芽生えたようです。現在は、パイオニアのDJスクールに通い始めたところになります」
◆クラブ系バンド系からマツケンサンバまで♪ダンスも大好き
いつもどれくらいDJの練習をされているんでしょうか?
「全くしない日もあれば、1~2時間好きな曲を流して踊っているようなこともあります」
RINOKAちゃんは幼少期から幅広い音楽に興味を示し、テクノやヒップホップなどのクラブ系ミュージックや、バンド系ではプログレやポストロック、ハードコアなども聴いていたとのこと。
「ほかにも、マツケンサンバやパンパカパンダなどのコミカルな曲も大好きです」
ダンスもノリノリで披露していたRINOKAちゃん。どこかで習っているのでしょうか?
「4歳の頃からダンススクールに通っています。HipHop、Jazz HipHopの2つのレッスンを受けている影響で、ヒップホップ系の音楽も大好きです」
ダンススクールでの課題曲を、DJをするときにも流して踊っているとのこと。
◆父もビックリ!初イベントで客をあおる
初めてのイベントでも、人前で披露することに慣れている様子だったRINOKAちゃん。お父様から見てどうでしたか?
「ダンスの発表会で、渋谷のクラブなどで人前で踊る事などを何度か経験しているからなのか、観られることは好きなようです。ただ、5月のイベントでは、DJを人前でやること自体が初めてだったので、音響の反応が家でやるのとは違っていたせいか、序盤は少し戸惑っているようでした」
その後は、徐々に慣れて楽しんでパフォーマンスしている様子だったとのこと。お客さんをのせるために煽(あお)りのアクションをするなど、冷静にまわりの状況を見ながらDJをしていたことに、お父様も驚いたと言います。
◆小学生DJの将来の夢は?
RINOKAちゃんの将来の夢は何でしょうか?
「幼稚園の卒園ビデオでも語っていたのですが、『DJのできるカッコいいアーティスト』になることが夢だそうです。そして大きな家でたくさんの動物達と暮らしたいと言っています」
現在、屋外イベントなどを中心に複数の出演オファーを受けているというRINOKAちゃん。出演情報は、今後随時SNSなどで告知していくとのこと。
「本格的な機器でプレイするために、これからDJスクールでレッスンを重ねてレベルアップする予定です」
才能あふれるRINOKAちゃん。今後の活躍に期待です!
【RINOKAちゃん】Instagram:@dj_rinokaTwitter:@dj_rinokaYoutube:@DJ_RINOKA
<取材・文/まなたろう>