2026年の新年初競りが5日早朝、東京・豊洲の中央卸売りが行われ、243キロの青森県大間産本マグロが史上最高値となる5億1030万円(キロ単価210万円)で競り落とされた。
これまでの最高落札額は、豊洲市場に移転した19年の3億3360万円(「すしざんまい」の喜代村)だが、今回それを上回る価格となった。
今年競り落としたのは、最高落札額の記録を持っていた寿司チェーンすしざんまいを運営する「喜代村」だ。木村清社長は、落札後、取材に応じ、「びっくりしてます」と笑顔。「5億は想像してなかった。4億ぐらいだったらアレかなと思ったんですけれども。あれよ、あれよとジェットコースターに乘ってるようなものだった」と心境を明かし「これから資金繰りが大変です。一生懸命働かないといけないですよ」と語った。
競りを振り返って「今日はいいマグロがいっぱい並んでいた。ついつい魚を見ると買いたくなる」といい、一番マグロの決め手は「形と、この脂。まだ食べてないんですけれど、いいんじゃないかな」と話した。
また、「喜代村」の落札は6年ぶり。21年から25年まで落札していたONODERAホールディングスと、仲卸の株式会社やま幸については「頑張っていただいてありがたい。業界がよく伸びる」とコメントした。
改めて「これは縁起もの。日本の皆様に食べていただいて元気になっていただく!」と力を込めた。
さらに「昨年は、高市さんが総理になった。世界をリードするためにも、景気がよくなるように、働いて働いて働いて働いて働いて、元気を出してまいります!」と声を張り、「今年も総理のもとで、日本国が元気になるように、頑張りましょう」と意気込んだ。
一番マグロは、この後、すしざんまい築地本店に移動され、定価でふるまわれる。木村社長は「1人でも多くの方に食べて、元気になってほしい」と呼びかけた。