8日に日本に移送されたカンボジア拠点の特殊詐欺グループのトップとみられる男が、東京・六本木でおきた殺人事件で国際手配されている見立真一容疑者と、中学校で同級生だったことがわかりました。
冨沢こと山口哲哉容疑者(46)は、2022年、大阪市の70代女性から30万円をだまし取った疑いがもたれています。
その後の取材で山口容疑者は、2012年に東京・六本木のクラブで男性が殺害された事件で国際手配されている見立真一容疑者(46)と、中学校で同級生だったことがわかりました。
静岡県内の中学校で同級生だった男性:冨沢(山口容疑者)はリーダー格で、不良グループの中でも先頭にたって、中心という記憶は間違いなくある。(見立容疑者は)最初は普通の子が入ってきた(転校してきた)と思っていたのが、ほんの数日、数カ月で、不良グループと行動しているのを見た。
警察は、山口容疑者がフィリピンに逃亡した見立容疑者の所在について、知っている可能性もあるとみて調べています。