2歳園児切りつけ事件 認定こども園で他にも不自然な傷を負った園児 鹿児島市は400の保育施設に文書

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鹿児島市の認定こども園で、保育士の女が2歳の園児を切りつけ逮捕・送検された事件で、ほかの園児も何かで切られたような傷を負っていたことがわかりました。
笹山なつき容疑者は今月7日、自身が勤める鹿児島市の認定こども園で、2歳の園児の首を切りつけ、1か月のけがをさせた殺人未遂の疑いがもたれています。
関係者によりますと、笹山容疑者が受け持つほかの園児も、体に何かで切られたような傷を負っていたことがわかりました。保護者は、「園からは『ひっかき傷と思われる』と言われたがそうは思えない」と話しているということです。
園の代理人弁護士は、笹山容疑者のクラスでは複数の園児がすり傷や切り傷を負っていて、ほかのクラスと比べ園児がけがをするケースが多くなっていたということです。
鹿児島市は11日、幼稚園や保育園などおよそ400ある市内すべての保育施設に対し、園の安全対策や緊急時の対応体制を改めて確認するよう呼びかける文書を送りました。

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