高校サッカー部監督、肌が黒く細身の部員に「難民のようだ」…不適切指導で1年間の出場停止

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熊本市西区の文徳高校サッカー部で30歳代の男性監督が部員に不適切な指導を行ったとして、監督が3月から1年間、高体連の主催大会への出場停止処分を受けたことがわかった。
同校によると、監督は昨年10月~今年3月、当時1年生だった男子部員に対し、ボールを蹴って脚に当てたり、肌が黒く細身の部員に「難民のようだ。食事をとって、ウェートトレーニングに励め」などと発言したりした。
3月に部員が学校側に報告。学校の調査で7人の部員に計5件の不適切な指導をしていた。同校は4月に熊本県高体連に報告した。
監督は学校の聞き取りに「信頼を失うようなことをして申し訳ない」と話しているという。紫藤光一教頭は「このような事態が起きないよう、職員の指導を徹底する」と話した。

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