「やけどさされた」遺族側が“パワハラ証拠”LINEや写真公開 宝塚歌劇団員の死亡問題

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宝塚歌劇団の俳優の女性が9月に死亡した問題で、劇団側は「いじめやハラスメントは認められなかった」と説明しています。
遺族側は「パワハラがあった」とする意見書を劇団側に提出し、改めて謝罪を求めました。
遺族側の代理人 川人博弁護士:「主要なパワハラ行為としては、15あると考えています」
遺族側は、女性がヘアアイロンでやけどを負った時の写真を公開しました。
当時、女性が母親と交わしたLINEには、次のようなやり取りが書かれていました。
母親とのLINE:「まえがみ」「●●にまかれて」「やけどさされた」「ちゃいろになってる」「わたし」「でこ」「さいあく」「くすりもらってぬってるけど」「芝居の通しが痛かった」「わざとな気がする」
川人弁護士:「そもそも、ああいう危険な高温なもの(ヘアアイロン)を、わざわざ下級生が『自分でやる』と言っているのに、上級生が『私がやってあげる』と言ってやって。その結果、上級生の過失でけがをさせて、それ自体パワハラですよ」
意見書の提出を受け、劇団側は次のようにコメントしています。
宝塚歌劇団:「改めて事実関係の精査等を行うとともに、ご遺族のお気持ちやお考えを真摯に受け止め、引き続き誠実に協議してまいる所存です」
遺族側と劇団側は今月後半に再び面会し、改めて話し合う予定です。

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