消火器噴射する“暴走バイク” 無免許運転の疑い 少年逮捕

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消火器を噴射しながら暴走する原付バイク。
乗っている2人はヘルメットをかぶらず、白いマスクで顔を隠している。
警察は7日、この原付バイクを運転していた16歳の少年を無免許運転の疑いで逮捕した。
取材班がこの暴走行為を撮影したのは、8月27日午前1時過ぎ。
2人は福岡・田川市の国道で、消火剤をまき散らしながら暴走行為を繰り返していた。
周辺は消火剤の粉末で白くなり、沿道には多くの人が集まっていた。
2人は一度その場から走り去ったあと、長い棒を持って再び現場へ。
すると、対向車の前を無理やり横切った。非常に危険な運転だ。
その直後には、集まった人たちに向かって手を振る様子も見られた。
逮捕された16歳の少年は、市内で暴走を繰り返す暴走グループのリーダー格とみられ、運転していた原付バイクは盗難車である疑いが強いという。
そのバイクの後ろで消火器を噴射していたのは、14歳の少年で、この暴走行為があった当日、公務執行妨害の現行犯で逮捕されている。
警察は余罪も含めて捜査する方針。

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