どんな仕事にも向き不向きはある。性格上、向いていないと感じたら離れてみるのも手かもしれない。投稿を寄せた大阪府の20代女性(サービス・販売・外食)は、「カード会社での入会処理」のアルバイトが合わなかったと明かした。
「沈黙の中でカタカタカリカリという音だけが響き、気が狂いそうになりました」
仕事の内容は、「集めた書類を積み上げ、事務所で黙って、淡々と確認・入力を続ける」もの。数名で作業していたが、社員が様子を見にくる時間以外は「人の出入りもなく、静かな現場」だったそう。(文:長田コウ)
もちろん、静かな環境でコツコツ事務作業するほうが得意な人もいる。しかし、女性にとっては耐え難い苦痛だったようだ。結局、たった1日で辞めることを決意。「何とか1日をやり切った上で、辞めることを告げ、バイト料ももらえないまま去りました」というから、よほど辛かったのだろう。
しかし、この経験は決して無駄にはならなかった。次に女性が選んだのは、ドラッグストアでの化粧品販売の仕事だ。
「全てがうまくいき、社員さんにも頼っていただき、指名客もどんどん増えました」
と、自分の強みが活かせるアルバイトだったようだ。バイト料は少ないものの、「救われた気持ちです」と本音を書いている。向き不向きが実際の経験を通してはっきりしたのだ。教訓として、こう投稿を結んでいる。
「ダメかも、と思った時は、思い切った出直しが必要ですね!」
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