三重県四日市市で12日にあった記録的な大雨で地下駐車場の車約270台が浸水した問題で、運営会社の「ディア四日市」は現場を報道陣に公開した。
水没した地下2階では、車のボンネットなどに泥がまだ残っていた。
浸水、水没した地下1、2階の車は搬出のめどが立っていない。同社の須藤康夫常務は「まずは車の所有者に見てもらい、相談しなければならない」と説明。補償については「まだ何も詳細が決まっていない」と述べた。
国土交通省などによると、止水板が正常に作動しなかったことが水の流入を防げなかった原因とみられる。