男性皇族が「学習院」以外の大学へ進学するのは戦後初めてのことになる。前例を踏襲することなく、常にお子様たちの自主性を重んじてこられた秋篠宮家。その教育成果が結実したわけだが、受け入れる側の筑波大学では、さっそく幾つもの“懸念”が浮上している。
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学内における悠仁さまの注目度は日に日に増しているそうで、先輩にあたる生物学類の現役学生によると、
「この間までは、友達の友達が悠仁さまと遭遇したという話を聞くレベルでした。ところが、先週ついに私の研究室の友人が『バドミントンサークルの新歓で見た』と言っていたんです。さすがに畏れ多くて話しかけられなかったそうですが、そろそろ自分も出会えるのではと思ってしまいます」
高校時代バドミントン部で汗を流された悠仁さまは、大学でも同じスポーツを選ばれるようだ――。そんな類いの話が構内では交わされているそうだが、この学生が続けて話す。
「入学シーズンになると、学生会館には医師が常駐して健康診断を受けることができます。強制ではなく任意ですが、そこにも悠仁さまが現れたそうです。出会った友人が『わざわざ受けに来るんだ』とびっくりしていました。学生食堂でご飯を食べているという話も聞きまして、意外と庶民的だなと思いました」
一方で、学食をはじめキャンパスの風景が、悠仁さまのご入学で一変してしまったと嘆く声も聞こえてくる。先の学生によると、
「悠仁さまが授業を受けることが多い建物の中に学食はある。これまでは大学OBなどがよくご飯を食べに来ていたんですが、今は入れなくて……。大らかな大学の文化が変わってしまった部分は、間違いなくあると思います」
いったいどういうことか。今や悠仁さまが通われる生物学類が入る棟の入り口には、複数の警備員が立ち、身分証の提示を求めるなど、出入りする人間に目を光らせているというのだ。
「悠仁さまの入学前、建物には出入り口がいくつもありました。自由にいろいろな場所から出入りできたのですが、警備員の立つ1カ所を除いた全てに〈常時閉鎖中〉の張り紙がされるようになった。何人かの友人は、入り口前に置かれた学生証提示についての案内板の写真をSNSに載せて“ダルすぎ”などと投稿していましたね」(同)
警備のためには仕方がないとはいえ、学生から不満の声が出るのも無理はないだろう。
さらに、影響は筑波大の外にも及んでいるという。近隣に住む住民によれば、
「これまで大学には住民も普通に入れて、学食や学内のパン屋へ行く人も多かった。そのパン屋はつくば市の隣の下妻市に本店があってね。ここからだと距離があるので、学内の支店に買いに行く人も多かったけど、今は気軽に入れません。昼間にもパトカーを頻繁に見るようになったしね。地元民からすれば、あっちこっちに監視の目があるような気がして迷惑しているよ」
4月24日発売の「週刊新潮」では、悠仁さまの写真が数多く撮影され、中国のSNSに投稿されている問題などと併せ、始まったばかりの悠仁さまの学生生活について詳しく報じる。
「週刊新潮」2025年5月1・8日号 掲載