コロナ支援金詐取容疑 渋谷区職員を再逮捕 業務の知識悪用か

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新型コロナウイルスの影響を受けた困窮世帯に給付される「生活困窮者自立支援金」をだまし取ったとして、警視庁目白署は7日、東京都渋谷区生活福祉課職員、石川隼大被告(29)=準強制性交等罪で起訴=を詐欺容疑で再逮捕した。石川容疑者は交際女性に睡眠薬を混ぜたミルクティーを飲ませ性的暴行を加えたとして、10月11日に巣鴨署に逮捕されていた。
国のコロナ補助金4800億円、自治体で余り返納 再逮捕容疑は4~6月、渋谷区役所で勤務しているにもかかわらず、無職と偽って居住地の豊島区に支援金を申請し、計18万円を詐取したとしている。「歯の矯正やジムの費用に充てた。ばれないと思った」と容疑を認めているという。

同署によると、石川容疑者は支援金を虚偽申請した後、コロナの影響で収入が住民税非課税世帯相当まで落ち込んだ困窮家庭に支給される「臨時特別給付金」も同区に申し込んだ。しかし、同区が課税状況を確認したところ、石川容疑者が2021年4月から渋谷区役所で勤務していたことが分かり、虚偽申請が発覚したという。 石川容疑者は支援金業務などを担当する部署に所属しており、目白署は業務を通じて得た知識を悪用したとみて調べる。【木原真希】
再逮捕容疑は4~6月、渋谷区役所で勤務しているにもかかわらず、無職と偽って居住地の豊島区に支援金を申請し、計18万円を詐取したとしている。「歯の矯正やジムの費用に充てた。ばれないと思った」と容疑を認めているという。
同署によると、石川容疑者は支援金を虚偽申請した後、コロナの影響で収入が住民税非課税世帯相当まで落ち込んだ困窮家庭に支給される「臨時特別給付金」も同区に申し込んだ。しかし、同区が課税状況を確認したところ、石川容疑者が2021年4月から渋谷区役所で勤務していたことが分かり、虚偽申請が発覚したという。
石川容疑者は支援金業務などを担当する部署に所属しており、目白署は業務を通じて得た知識を悪用したとみて調べる。【木原真希】

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