難病の10歳男児、移植成功 渡米し心臓提供待つ、長野

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米テキサス州の病院で手術を終えた中沢維斗君=10月28日(父智春さん提供)
50万人に1人とされる心臓の難病「拘束型心筋症」を患い、渡米して心臓移植を待っていた長野県佐久市の小学5年中沢維斗君(10)が、臓器提供を受けて移植手術に成功した。今後体調に問題がなければ退院し、帰国する予定。父智春さん(42)が31日、共同通信の取材に答えた。
支援団体「ゆうちゃんを救う会」は昨年11月から募金活動を開始。目標額を上回る2億4千万円超を集めた。智春さんは取材に「多くの人にご協力いただき、無事に移植を終えたと報告できることに感謝しています」と語った。
維斗君の手術は日本時間の27日午後8時半ごろに始まり、翌28日午前7時ごろに完了した。

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