大手牛丼チェーンの「すき家」が、きょう31日から全店舗で休業します。
【写真で見る】休業初日…店内のカーテンを下ろし、店頭ポップを撤去する光景も
すき家は先週、東京・昭島市内の店舗で客がテイクアウトした商品に異物が混入していたことを明らかにしました。
1月にも、鳥取県内の店舗で「みそ汁」に異物が混入する事案が発生。
記者「(すき家の入口の)張り紙を読んで立ち去っていきました」
すき家は「害虫・害獣の侵入を防ぐ」ためなどとして、きょう午前9時から順次、全国約1970店舗を休業すると発表しました。
会社員(20代)「全店閉じる必要はあったのかな」
“4日間の全店休業”で、損失額はどれほどになるのでしょうか?
出水麻衣キャスター:国内のすき家・約1970店舗が4日間、順次休業をしていくということです。
年間売り上げを基にすると、推定損失額は約24億円にも上ります。これは「牛丼」の並盛・480円に換算すると、500万食分だということです。
井上貴博キャスター:ピンとこないぐらいの大きな額です。企業としての誠意なのでしょうが、やはり発生当初に公表を控えていたという対応はまずかったですし、基本的な店舗運営や安全・衛生管理が、企業危機にこれだけ直結するのだと改めて思いました。
出水キャスター:危機管理に詳しい東北大学の増沢隆太特任教授は「全国チェーンが一斉休業するのは前代未聞。ブランドの存亡をかけて大きな動きに出たのでは」と指摘しています。一方、親会社であるゼンショーは超巨大企業です。この24億円という“火消し”が、どれぐらい企業の全体的な業績に関わってくるのかというのも注目ポイントかもしれません。
井上キャスター:ゼンショーは海外戦略が上手くいっていますからね。それにしても、外食産業で虫の混入をゼロにすることは不可能に近いといわれています。運営に無理がなかったのか、人手不足のなかで衛生マニュアルはどこまで活かされていたのか。今後、企業としてどうしていくのかということが、問われていくのだろうと考えます。業務の見直しが必要になってきました。