大阪市の高速道路で23日、黒いワゴン車が急カーブでスピンし側壁に衝突した。事故現場は緩やかな下り坂と急カーブが重なる「魔の急カーブ」で、前日の雨で路面が滑りやすくなっていた可能性があるという。
大阪市西区の高速道路で23日、ジャンクションのカーブを走行中にクルッとスピンし、回転しながら側壁に衝突する黒いワゴン車が撮影された。
目撃者は、「あんな滑って事故を起こすなんて、見たことなかったんでびっくりした」と話している。
事故が起きた現場は、緩やかな下り坂となっていて、ほぼ90度の急カーブ。ワゴン車は減速していたが、カーブで制御が効かなくなり、まるでドリフトをするかのように、後輪を横滑りさせて側壁に衝突し、そのまま回転してしまった。
後ろを走っていた目撃者は、「(前日)夜中、結構雨が土砂降りぐらい降ってた。白い線とかありますよね、あれに乗ってしまって、つるって滑ったのかな」と話す。
前日の雨でぬれていたという路面で、ワゴン車は前輪が白線の上を通った瞬間に滑り始めていた。白線部分が滑りやすくなっていたことが原因という可能性もある。
さらに目撃者は、「あそこはほんま怖いです。結構急ですね」と話す。
現場のカーブは、仕事でよく通るというドライバーでも恐怖を感じる“魔の急カーブ”だという。目撃者は、「明日はわが身やから、ちょっと気をつけなあかんなと」と話している。
その後、事故を起こしたドライバーは警察に連絡し、けが人はいないという。(「イット!」 6月26日放送より)