「エフハリストーポリ(どうもありがとうございました)」
5月27日にアテネで行われた日本とギリシャの国交樹立125周年を祝う記念式典にて、佳子様は流暢なギリシャ語でスピーチを締めくくった。
「事前に専門家を呼んで現地の文化や歴史について学ばれたうえ、5月上旬からご自身でもギリシャ語を猛特訓されたとのこと。その甲斐あって、ギリシャでは『東洋のダイアナ妃』と紹介されるほどの人気ぶりでした」(皇室担当記者)
皇族の方々が外国を訪問される前に、その国に関してご進講を受けることはよくあるが、ここまで熱心に学ばれるケースは珍しい。
「ギリシャはヨーロッパ随一の観光地として有名で、現地での日程には世界遺産・パルテノン神殿の視察も含まれていました。ただでさえ海外旅行が高いこの円安の最中に『観光しに行っただけ』と批判されないよう、念入りに準備されたのでしょう」(宮内庁関係者)
昨年11月にペルーのマチュピチュ遺跡を訪問された際には、「おぉ~っという感じがすごくします」とご感想を語られ、一部から「語彙力がなさすぎる」と批判された佳子様。前出の宮内庁関係者は、「その一件も影響しているのではないか」と話す。
「ここのところ秋篠宮家の方々は何をやっても批判が殺到しますが、そういった国民の声をとりわけ気にされるのが紀子様です。一方で両陛下の長女・愛子様は、ご公務のたびに立ち居振る舞いを絶賛されている。
佳子様のつたない言葉遣いが愛子様と比較されて、また世間から叩かれるのを恐れた紀子様が、猛勉強するよう発破をかけたのかもしれません」
これを機に努力家という佳子様の一面が広まれば、ご訪問を希望する国も増えるに違いない。
「週刊現代」2024年6月8・15日合併号より
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