違法賭博店の「機械屋」か 違法賭博店にパチスロ機を販売しメンテナンスなど行っていたグループの一員とみられる男逮捕 6県が合同捜査本部を設置し捜査

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違法賭博店にパチスロ機を販売し、メンテナンスなどを行う「機械屋」と呼ばれるグループの1人とみられる男が警察に逮捕されました。男は6つの県の違法賭博店にパチスロ機を販売していたとみられていて、警察は関連する賭博店を摘発し、全容の解明を進めています。
常習賭博の幇助の疑いで逮捕されたのは、神奈川県伊勢原市の会社役員・参田一樹容疑者(26)です。
参田容疑者は数人と共謀し、去年11月から今年1月の間、川崎市の違法賭博店にパチスロ機を販売するなどして賭博するのを手助けした疑いがもたれています。
警察によりますと、参田容疑者は神奈川県を拠点に違法賭博に使われるパチスロ機を販売したり、そのメンテナンスを行う「機械屋」と呼ばれるグループの1人とみられるということです。
警察は参田容疑者の認否を明らかにしていません。
参田容疑者らのグループがパチスロ機を販売するなどしていたとみられる違法賭博店は、神奈川県も含め、宮城県や鹿児島県など6県に6店舗あり、これまでに店の関係者や客などあわせて47人が検挙されています。
警察は組織的な賭博事件とみて、賭博事件の捜査では異例の6県警で合同捜査本部を設置し、あわせて500人以上の捜査員を投入して全容の解明を進めています。

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